ロサンゼルスで語学留学したいな~、でも語学学校ってどんなところなんだろ?
これわたしが留学する前、疑問に思ってたことなんですよね。
たぶん同じように語学学校の雰囲気とか気になる人もいると思うので、語学学校あるあるを25書いてみます。
ちなみにわたし自身ロサンゼルスの有名校から格安校、計6つの語学学校に通ったので、満遍なくお話ができるかと。
またエージェントとして学校見学に行ったりしますので、語学学校については詳しいですよ。
ぶっちゃけ語学学校ってどんなところ?
語学学校に行くと英語が話せるようになるかな?
授業の雰囲気は?
このあたりも答えていくので気になる方は最後まで読んでみてください。
ではいってみましょう~。
授業に焦る
レベルがビギナーであろうと授業は全て英語です。
わかっちゃいたけど授業初日、講師の英語が何一つ聞き取れず、わたしめちゃ焦りました(汗)
レベルが低いクラスだから、赤ちゃんレベルにゆっくり話してくれるのかと思ったよ…。
そんなこたーありません。
ネイティブ講師はスラスラと話していきますよ。
彼等からするとゆっくり話してるし、難しい単語も使ってないよ、ってな感じでしょうけどね。
わたしは半年でやっと授業についていけるようになったかなレベル(汗)
もちろん元の英語力と理解力にもよります。
若い生徒が多い
サンタモニカ、ウエストウッド、ハリウッドにある語学学校の平均年齢は20代前半です。
もちろん20代後半、30代以上の生徒もいないわけではありませんが数は少なめ。
なので必然的に学校全体のノリが、ウェーイって感じで若い。
一方コリアタウンの語学学校になると、年齢層が幅広くなります。
ただし格安校が多いので、20代後半以上の方は特にこういった学校を選ぶのはオススメしません。
なぜならビザ却下率が上がるから(汗)
ビザ却下の理由や、学校選びについてはこちらをどうぞ↓
講師と生徒の距離が近い
なんかもう友達みたいな距離感です。
普通に恋愛の話とかするし、なんなら講師と一緒に飲みに行くことも。
とにかくフレンドリーなんですよね。
恋愛関係になる
中には講師と生徒が付き合っちゃうなんてこともあります。
実際そういう人みてきましたし、結婚までいったカップルも!
何があるかわかりませんね。
ただ所かまわず講師へ猛アタック、必要以上にボディタッチをする生徒の姿は見てて不快だったので、こういうのはやめましょう。
ノリが高校生レベル
「パーティーしようよ!」「あの子狙っちゃおうかな」「ねぇ、聞いて~〇〇とお泊まりしたんだけど~」
こんな感じでとにかくノリや会話が若い!
30歳で語学学校に通ったわたし。
周りの生徒はこんな話ばっかだから、正直しんどかった(汗)
ちなみにサンタモニカの学校ね。
逆に若い子からすると楽しくて弾けちゃうだろうな。
長く付き合える友達ができにくい
短期留学ならいいですよ。
問題は長期留学者です。
語学学校ってそこまで長期で通う生徒少ないんですよね。
だって大学を休学してきたり、期間限定で来てる子が多いから。
友達ができた!と思ってもいずれその子は帰国してしまう…(涙)
だから留学期間中の付き合いになりがち。
今やSNSがあるから帰国後も連絡を取り合ったりすることはあるだろうけど。
あくまで一般論ね。
生徒が消える
語学学校では毎週月曜に入学日を設けているところや、月1と決めている学校があります。
各生徒により入学日が異なり、卒業日もバラバラ。
学校によっては各生徒の最終日に卒業セレモニーをしてくれるところはあります。
ですがそんなのなく、
「最近あの生徒見ないね」
「え?帰国したよ」
「いや、知らなかったし…」
これあるある。
入学するタイミングによっては、授業初日から学期末テストを受けるハメになったり、テキストの変な部分からスタートすることも。
うまく授業に入れるところを狙うなら、エージェントに相談して入学日を決めるといいですよ。
授業の質は講師による
授業料の高い学校や名門校だからといって、授業の質も比例して良いとは限りません。
格安校でも教え方が上手だったり、熱血講師はいます。
一方費用の高い学校でも教え方が下手で、やる気のない講師はいましたね。
有名校=授業の質が高い、必ずしもイコールではないということを忘れずに。
合う、合わないもありますし。
講師は掛け持ち
語学学校の講師はだいたい他の仕事と掛け持ちしています。
わたしが知っている中だと、ピザ屋さんの店員、コメディアン、格闘家とか、ユニークどころで宝石鑑定士もいましたね。
Morning Classはお昼1時くらいに授業が終わるので、そのあと他の仕事もできちゃうんですよね。
英語力は伸びない
語学学校では、スピーキングやリスニングに必要な、英語の基礎は教えてくれます。
ただし基礎をマスターしたからといって、英語がペラペラになるわけじゃない。
習ったことをどれだけアウトプットできるかが英語上達の鍵。
いかに英語を話す機会をたくさん持つかにより伸びは変わってきます。
学校の外でも英語を使うよう心がけましょう。
ちなみに日本語がわからない人と付き合うと、英語力が伸びると言われていますが、これは本当です。
身をもって体験しましたので。
お互いコミュニケーションがとれる言語が英語しかないなら、英語が下手だろうと頑張って伝えようと話しますよね。
これが大切なんだろうな。
テキストの内容が似ている
学校により使うテキストブックは異なります。
ですがグラマーに関しては、同じテキストを使っている学校もありましたし、カバーだけ変えて中身が一緒なんてことも。
基本的にテキストブックは買い取りなので、もし前の学校で使っていたテキストが次の学校と同じものなら使いまわしができるってわけ。
ちなみにわたしが通った6校の多くが、このグラマーのテキストブックを使っていました。
Third、Forth、Fifth Editionを持っていますがどれも文法の説明がわかりやすい!
全く英語ができなかった私は、英語で書かれたテキストに慣れるまで苦労したな…。
でも英語力アップには英英辞書が良し!と言われてるように、やっぱ英語のテキストを使うほうが早く英語脳が作りやすいと思いました。
このテキストは時系列が混乱しやすい、現在完了、現在完了進行形も絵つきで解説してるから、理解しやすいんですよ。
英語初心者にもってこいのテキスト。
10年前に使っていたものだから、今は他のテキストが主流かもしれないけど、グラマー自体は変わらないのでこれでも十分学べます。
わたしもたまに見返すくらい(笑)
出席率が厳しい
1カ月の出席率が80%を下回ると退学になります。
とはいえ出席率の悪い月が1回あるだで退学!なんてことはありません。
80%をきる月が続くと、まず学校から警告がきます。
それでも改善されなければ退学に。
ちゃんと更生のチャンスは与えてくれますよ。
15分以内の遅刻が4回で1欠席扱い、それ以上遅れると欠席など、学校により規定はさまざま。
学校初日のオリエンテーションで詳しく話してくれますから、注意深く聞いておきましょう。
ちなみに退学になるとI-20は失効。
この場合グレイスピリオドは0日、もしくは数日になる可能性大なので、至急次の学校を探す必要があります。
ただしターミネート(退学)になった生徒は、入学を拒否されることもあり、簡単じゃないんですよね。
また今後アメリカに入国する際も別室送りになんてことも考えられます。
学生ビザをもっている人にとって退学は致命傷なので、絶対やっちゃいけません。
長期休暇がとれる
各学校の規定によりますが、たとえば24週間通ったら4週間休みがとれるとか。
けっこう長いですよね。
中には学期が終わる度、1週間休みになる学校も。
バケーションにメキシコ、カナダ…なんて素敵です!
しかし、ここで忘れちゃいけないのが
アメリカ国外へ出る際は学校からI-20にサインをもらうこと。
忘れるとアメリカに入国できなくなりますのでご注意!
学費と生徒のやる気は比例しがち
格安校には長期滞在者が多く、もう英語がある程度できる人ばかりなんですよね。
あとはいかに費用を抑えて長く滞在するか、みたいな。
学校に通うのはビザキープのためだったりするから、授業中ずっと寝てたり、違うことしてたりやる気ナシ。
格安校は真剣に英語を学ぶぞ!って人少ないです。
その点、有名校、名門校なんかはカリキュラムがしっかりしてるし、大学進学を目指す生徒もいたりして、ちゃんと勉強してますね。
アクティビティー参加率低め
学校選びの際、アクティビティーの多さをチェックする人いますよね?
確かにアクティビティーに力を入れてる学校あります。
夏の時期なんか毎日何かしらのアクティビティーを開催してるところもあるくらい。
でも実際、アクティビティーって入学当初は参加するけど、ある程度したら行かなくなるんですよね。
だって大しておもしろくないんだもん(笑)
とにかく寒い
校内はいつもクーラーがんがんきいてます(冷)
だから寒いんですよ…。
やっぱ体感が違うのかな?って思っちゃう。
寒くなったら羽織れるカーディガンとか重宝するんだわ。
授業がすすまない
アジア人以外の生徒ってすごく積極的。
特に中東、南米、ヨーロッパあたりは、講師が話してようがお構いなしに質問や意見、しまいには討論まではじめちゃって授業が進まない…なんてことあります(汗)
授業中は黙って先生のいうことを聞いてなさい、と教育されたわたしにとって、これはカルチャーショックでしたね。
静かなアジア人
もちろんみんながそうってわけじゃないけど「質問ある人ー?」講師が聞いてるのにそのときは何も言わず、授業後質問しにいくのがアジア人。
だったら、授業中に質問しようよ(笑)
なんて偉そうに言ってるわたしも、留学当初はこのタイプだったけどね(汗)
講師の休憩がなくなっちゃうから、質問はその都度しましょ。
授業中に発言するのが恥ずかしい?
そんなのはじめだけです。
学費と国籍バランスは比例する
ヨーロッパ、南米、中東、アジアなど国籍バランスのいい学校に行きたいなら、ウエストウッドUCLA ExやKaplan、サンタモニカEC、ELS、ハリウッドKingsあたりでしょうね。
同じウエストウッドでも授業料のお得なMentorは日本人率高いし、さらに安いコリアタウンはアジア人ばっか。ヨーロピアンは、まぁみたいですね。
日本人、タイ人、韓国人が主。
学費と国籍バランスは比例します。
安いところはアジア人が集まりやすいと思ってください。
決して授業料安いわけじゃないけど、郊外にあるFLSは中国人が多め。
土地柄なのかはナゾ。
おかし食べ放題
授業中おやつを食べるのって普通。
ガム、キャンディーはあたり前。
なんなら校内にスナック自動販売機ありますしね。
サンドウィッチとかガッツリ朝ごはんを食べる生徒もいたり。
特に何も言われませんけど。
感覚としては、授業中に早弁するような感じ!?
もしや早弁って死語…??
愛国心が強い
他国の生徒って、すごく愛国心強いなぁってどの学校に行っても思います。
とにかく自国が一番みたいな考えなんですよ。
みんな国の政治に関心を持っているし、歴史にも詳しい。
出身地の人口なんて言えて当たりまえでしょ的な。
わたし知らんかったしね(汗)
授業で自国の歴史や文化、食べ物についてプレゼンテーションをする機会が必ずあります。
渡航前に少しお勉強しておくといいですよ。
日本のことを色々聞かれたときに答えられないでいると「なんでそれ知らないの?」驚かれました…。
お恥ずかしいかぎり。
日本人はレベル中
入学初日にレベルわけテストを受けます。
日本人の多くはビギナーか、中級クラスからスタートする傾向に。
だからはじめは日本人が多くいるクラスに入っちゃいがちなんですよ。
いくら日本人率が少ない学校を選んでもあまり意味ナシ。
だって少ない日本人も同じクラスに集まるんだもん。
日本人の少ないところで学びたいのであれば、上級クラスに行くしかないす!
頑張りましょう。
夏は日本人多め
夏休みを利用して短期留学をする大学生がどっと来るのが7,8月。
必然的に日本人率あがります。
最悪クラスの8割日本人みたいな状況になることも(汗)
少しでも日本人を避けるなら夏休み時期は外すのがおすすめ。
コスチュームコンテスト
アメリカらしな~と思うのが、ハロウィンになると生徒だけじゃなく講師も仮装して学校に来ます。
この日は校内仮装コンテストや、パンプキンカービングと盛り上がって楽しいですよ。
学校はビルの中
まるまる一棟がボンッと建ってるのが学校のイメージでした、わたしはね。
実際そういう所は少なくて、ビルの一室を校舎としているのが主流。
なので同じビル内には他の会社も入っています。
閉校しちゃったけど、昔通っていたウエストウッドELCのビルには広告代理店もあって、そこの社員さんとランチしたとき「僕たちはX Japanのビデオを作製中なんだよ」なんて話をしたな。
コリアタウンCLSの隣はナーシングの学校で、時々血圧を測る練習台になったこともあります。
カレッジ内にある語学学校なら、キャンパス内の施設が使えるし、カレッジ生と交流がもてる機会も。
おまとめ
語学学校それぞれ”色”があります。
例えばサンタモニカの学校は全体的にパーティー好きの若い生徒、ウエストウッドのカプランは大学進学志望のちゃんと勉強したい系、ハリウッドはダンサー、コリアタウンは長期滞在者が最後に流れ着く場所(笑)
どんな留学生活を送りたいか、また留学目的を明確にして学校選びをするといいですよ。
語学学校の選びはこちらを参考にどうぞ↓
留学費用ってどれくらいかかるの?
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