ロサンゼルス留学はいつからできますか?
結論から先に言います
アメリカ留学は今すぐでも始められます。
学生ビザの発行は開始されているし、アメリカ入国もできています。
現に昨年12月に日本から入国をした人がいますが、問題なく入国審査を通過できました。
なので学生ビザを取得し、アメリカへ渡航することは今でも可能なんです。
ただし!注意点があります。
それは理論的には留学はいつでもできるけど、思い描いているような充実した楽しい留学生生活送れるのか?と聞かれるとそれは『No』と私は答えるでしょうね。
その理由はいくつか気にすべき注意点があるから。
今回は留学時期を決めるにあたり知っておきべき注意点を3つ挙げていきます。
またロサンゼルス留学を考えている人にとって一番気になるのは”コロナの影響がどう出ているのか?” ”現地の生活はどんな?” ”安心して留学できるのはいつから?”このあたりかと思います。
ここも踏まえてロサンゼルス在住、留学エージェントとして働くわたしが解説しますね。
ちなみにわたしは昨年11月から日本へ一時帰国をしていますが、現地の様子は毎日主人から聞いていますのでズレはありませんのでご安心を。
留学開始時期を決める上での注意点
すぐにでも留学ができる=充実した留学生活が送れる、ではないと上記で書きました。
どういうことかというと、学生ビザは取得できるし、渡航も可能だけどまだ元通りの生活には戻っておらず不自由な部分があるからなんですよね。
あと今のところ現地で通える語学学校は1校のみと選べないのも気にすべきポイント。
この辺詳しく説明していきます。
ロサンゼルス生活の注意点
アメリカはコロナウィルス感染者数が多いことはみなさんご存じですよね。
昨年1月から12月31日までのアメリカ全土コロナ感染者数は約1990万人、中でもワースト1位はカリフォルニア州の約228万人。
そしてカリフォルニア州の中で最も感染者数が高いのがロサンゼルス約75.6万人。
ちなみに2番目に多いサン・バーナディーノで約19.4万人とぶっちぎりでLAが多いことがわかります。
新規感染者数は減少傾向にありますが感染拡大を防ぐため、ロサンゼルスの飲食店はいまだ持ち帰りONLYのみ。
店内での飲食は一切禁止。
人が集まるテーマパーク、映画館、美術館といった娯楽施設も閉まったまま。
スーパーは開いていて普通にモノが買えるから、食べることに困ることはない。
だけど、美味しいレストランでデート、お友達と飲みにいったり、ディズニーランドやユニバーサルスタジオには行けない。
”ロサンゼルス観光や娯楽を楽しむ留学生活は期待できないのです”
カレッジや大学へ通い最低でも2年くらいの長期留学を予定しているならまだ我慢できるかもしれません。
でもこれが3か月とか短期間なのであれば、今渡米しても状況はほぼ変わらないだろうからつまらない留学になる可能性大!
語学勉強だけじゃなく、観光も楽しみたいなら渡航時期は今ではなさそう。
ビザ申請の注意点
2021年1月1日の時点では学生ビザの面接、発給を行っています。
ただし”対面授業”もしくは”一部対面授業”を提供している学校に通う、という条件つき。
現状ロサンゼルスの多くの学校はまだオンライン授業を継続中。
オンライン授業のみの学校へ通う人へは原則学生ビザは発給されないことになっています。
なぜならオンライン授業だけを受けるのであれば、アメリカに来る必要がないとみなされるからですね。
語学学校に申し込みをしたい場合は、対面授業を行っている学校を選ばないとビザがおりません。
わたしの知る限りロサンゼルスで対面をやっているのがMentor(MLI)の1校のみ。
悪い学校ではないけど、選択肢がないのは悲しい…。
オンライン授業を受ける注意点
オンライン授業中に渡米した生徒さんが口を揃えていう悩みがコレ↓
”お友達ができにくい” ”できたとしても会って遊べない”
オンライン授業はZoomを使って行われることが多く、授業中以外はアクセスしないからお友達作りが難しいみたい。
できたとしてもチャットとかするくらいで、コロナ感染を考えるとお外で会おうっか、とはなりにくいそう。
学校に通うこともなく、お友達もできにくい状況が続き、正直思い描いた留学生活とは程遠いと感じている人が多い。
上記3つを加味してそれでもとにかく”すぐにでも留学がしたいんだ!”なら留学準備をすすめましょう。
やっぱりさせっかくなんだから観光したいし、お友達も作りたい、学校だって数ある中から選びたい!であれば留学時期を遅らせるのがベター。
では、いつになったら元のような留学生活が送れるようになるの?
ロサンゼルス留学ベストな時期
すみません、コロナ次第としか言いようがありません…涙
実のところ昨年9月を目途に、対面授業を再開する予定だった語学学校がいくつかあったのですがコロナ感染が収まらず、結局先延ばしとなりました。
3月末を目途に対面授業を再開とアナウンスしている学校もありますが、これもコロナの状況次第では延期になる可能性も。
夏頃までには落ち着いてほしいと願うばかり。
ただこればかりは何とも言えませんしね…。
確実なのは語学学校の対面授業が再開されてからビザ申請をはじめることでしょう。
テーマパークも行ってみたいなら、それらが再オープンするまで待つのも手。
アメリカコロナの状況を知る方法
ロサンゼルスの状況はここでも発信していきますし、LA在住者のインスタグラムやブログで情報を拾うことができます。
ロサンゼルス在住のフードブロガーのKadaeさんは、ロックダウンがあったときいち早く情報をアップしていましたし、飲食店の状況やお得情報などLA在住者も参考にしている人が多い人気ブロガーさん。
街のことならここをチェックするといいですよ。
語学学校やカレッジについては、留学エージェントのウェブサイトで最新情報がとれるでしょう。
ただしロサンゼルス現地にオフィスがあるエージェントのみチェックしてください。
情報が早いし住んでいるからこそわかるリアルな情報を得れるはずです。
おまとめ
昨年は留学予定者の大半が延期、キャンセルをしました。
延期した人については渡航のタイミングを見計らっている状態ですね。
留学する気満々だったのにそれが叶わずテンションダダ下がりなんてこともあると思いますが、いいように捉えると留学準備にゆっくりと時間を費やせる点もありますよ。
留学の成功の鍵を握るのはいかに情報収集をたくさんするかです。
今のうちに学校について、アメリカ文化、街のことなど調べておきましょう。
アメリカ留学をするにあたり事前に知っておいたほうがいいことをまとめてみました↓
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