ホームステイは最悪ってネットで見るけど、実際どうなの?
ホームステイの探し方を知りたい
留学エージェントとして、ホームステイのアレンジもやっているわたしが、今回ここを重点的に話していきます。
ぶっちゃけ、このブログを通じて集客を狙っているわけではないので、エージェントよりの意見ではなく、正直にホームステイついて書こうかなと。
実際にホームステイをした人の意見を聞くのも参考になるだろうけど、それってせいぜい1もしくは数軒滞在したくらいの経験ですよね。
そうするとかなり偏った感想になりがち。
数軒のホームステイ経験だけで全てを語ってしまうのは、ちょっと違うかなと思うわけでして。
なので200軒以上のホストファミリーを見てきて、滞在されたゲストの感想も踏まえた上で、ホームステイとはなんぞや?
また失敗しないために注意すべき点と、探し方について取り上げていきます。
おそらくこれから書くことはアメリカに限らず、どこの国でも共通することも多いでしょうから、海外留学でホームステイを検討している方は参考にしてみてください。
では、早速いってみましょう~。
ホームステイって何?

簡単にいうと、現地に住むホストファミリー宅の1室を借りて、共同生活をするのがホームステイ。
ホストファミリーといっても、マザー、ファーザー、キッズがいるような家族だけじゃなく、シングルマザーや1人暮らしのホストなどお宅により様々。
意外とファミリーの方が少ないくらい。
というのも、お子さんが巣立って空き部屋が出たからそこをゲストに貸しているホストが多いからですね。
ホームステイでは基本、朝と夕の2食つき。
自炊が面倒、苦手って人には嬉しい限りですよね。
お部屋は個室、バスルームはルームメイトやファミリーとシェアが一般的。
プライベートバスがあればラッキーといったところ。
お互い干渉せず自由に生活するルームシェアに対して、ホームステイは一緒に夕食を食べたり、ときには映画を観たりと、もう少し距離が近く、英語環境をつくりやすいのが魅力。
なので英語力をアップさせたいという理由で、ホームステイを選ぶ生徒さんも多い。
ところが、ホームステイについて調べると”ホストが最悪だった”、”ご飯がまずい”などネガティブな意見が出てたりしますよね。
では実際のところ、ホームステイってよくないのか?ここに触れていきましょう。
ホームステイはハズレなのか?

難しいところですが、生まれ育った環境や文化の違いがある中、いくら評判のいいホストでも人により”合う”、”合わない”はあります。
生活習慣の違いが原因で、ホストとうまくいかなかった人からすると、そのホストはハズレになるでしょうね。
しかし、その人にとってハズレでも、あなたにはアタリになることも。
ですから、一概にホームステイがハズレなのか?とは言いにくく。
帰国後もホストと連絡を取り続け仲良くしている、両親をホストに紹介し家族ぐるみでいい関係を築いている、アメリカにもう1つの家族ができたと喜ぶ人など、ホームステイにしてよかったと言う方もいます。
一方、残念ながらあまりいい経験をされなかった人がいるのも事実。
実のところホームステイ経験者に悪かった点を聞くと、結局自分の当たりまえと、ホストの普通が違っただけなんてこと多々あります。
要はそもそもホームステイの”当たりまえ”を知らず、過度に期待しすぎている部分が多いってこと。
ではホームステイを失敗しないために、知っておくべき注意点をチェックしていきましょう。

ホームステイの注意点

これから書くホームステイの当たりまえを承知の上で選ぶなら、 ハズレと感じることは少なくなるはず。
ハウスルールを守ること
どこのホスト宅でもハウスルールがあるんですよね。
面倒だなぁ…と思うでしょうけど、様々な国から生徒を受け入れているホストからすると、ハウスルールがないとゲストがやりたい放題カオスなことになるので、これは仕方ないかなと思います。
アメリカホームステイで一般的なハウスルールはこんな感じ。
シャワー時間が決められている
シャワーは1日1回、5-10分以内(中には3分のお宅も)
えー!!シャワー5分とか無理っしょ、と思う人も多いんじゃないかな。
でもこれって、お湯を出している時間が3分なので、たとえば体を洗っているときはシャワーをとめるなど、工夫すればやれなくもないです。
それでも時間が足りないよ~(涙)という方は、ホームステイをあきらたほうが無難。
だって「シャワー時間長くない?」とか言われたら、ストレスじゃないですか。
洗濯は週1回
洗濯は1週間に1度まとめてやる。
これが基本ルール。
シャワーや洗濯、お水に関することは厳しめですよね。
実のところ南カリフォルニアは特にですが、ホント雨降らないんですよ…。
おかげで慢性的な水不足でして。
どこのホストも節水を心がけているから、どうしてもお水関係は厳しくなってしまうという。
常に連絡
たとえば夕食を食べない日は、事前にホストへ連絡をしないといけません。
連絡がない限りホストは夕食を用意するので、食べなければ無駄になっちゃうからですね。
外泊するときもホストへ連絡。
いい大人なんだからそんなことくらい大目にみてよって思うかもしれませんが、 受け入れる以上、ホストにもゲストの安全を守る責任があるので、理解してあげてください。
門限
これはホストにより異なります。
門限がないお宅があれば、22時までに帰ってくること、と決めているホストも。
窮屈なら事前に門限のあるホストなのか、チェックしておきましょう。
ただし夜ふらついても問題ない日本の感覚で来ると、アメリカで危険な目にあいますのでご注意。
アメリカはそこまで安全な国じゃないですよ。
友達を呼べない
あなたにとって友達でも、ホストからしたら他人。
知らない人が自分の家にいたら、あまりいい気分ではないですよね。
友達を呼んでいいかホストの了承を得ましょう。
もう一度いいます。
アメリカは日本ほど安全なところではありません。
何が起きてもおかしくないので、ホストがゲストの安全を心配するように、ゲストもホストへの配慮をお忘れなく。
消灯時間
これもホストにより変わってきますが、消灯時間は決めているお宅がほとんど。
日本と時差があるので、夜中に家族や友達と電話をしたくなることもあるでしょう。
ですが朝から仕事や学校へ行くホストファミリーが多いので、お互いの生活は尊重しなくてはいけません。
また消灯時間を決めている理由として、朝まで電気つけっぱなしにするゲストがいるからだそう。
それが続くと電気代がバカにならないようです。
遅くまで勉強したい人は、打開策として充電式のライトを使うのもありですね。
キッチン使用不可
多くのホスト宅ではガス台やオーブンは使用不可。
電子レンジのみOK。
これはゲストの消し忘れで、危うく火事になりかけた経験をしているホストが多いからです。
安全上、使用不可としているんですよね。
細かく挙げるともっとありますが、気になる点はこんな感じかと。
これらが守れそうにないなら、ホームステイはやめておきましょう。
食事がシンプル
「ホストの料理、手抜きだと思います」
たまにこういった声を聞きます。
ですが、覚えていてください。
日本と同じクオリティーは、絶対期待しちゃいけません。
日本だと主食、副菜、小鉢、汁物みたいにご飯とおかず、これが基本ですよね。
一方アメリカではワンプレートにボン!と料理を盛るのが普通。
グリルしたお肉、ライス、サラダ、以上!なんてのも一般的。
味付けは塩、コショウのみ、もしくはBBQソースがたっぷりとか、めちゃシンプル。
日本料理みたいに繊細な出汁のうま味、コクなんてものは皆無。
夕食にサラダのみ、ピザやハンバーガー、ホットドッグなんてことも。
ハンバーガーが夕食とかあり得ん!って思うでしょうけど、これがアメリカ人の食生活です。
ホストとゲストの食べているものが明らか違う場合は、学校やエージェントに相談しましょう。
ホームステイはビジネス

ビジネスとしてホームステイをやっている所はハズレなホスト。
そう思っている方も多いようですが、わたしからするとビジネスでしょ、って感じです。
だって考えてみてくださいよ。
あなたは光熱費の支払いだけでなく、無償で食事を提供し、毎日留学生のお世話ができますか?
無理ですよね。
ホストファミリーも同じです。
ホームステイはビジネスであって、ボランティアではないということを理解すべき。
ビジネスとしてやっているから、コミュニケーションをとってくれない、粗末に扱われたという方もいますが、これは別問題。
正直なところ、食事提供なしで、ただお部屋を貸すだけの方が家賃は高くとれるし稼げます。
手間もかからないですしね。
現にサンタモニカとか、治安いいエリアでルームシェアを探すなら、月額$1,500はみておきたいところ。
ところがホームステイって、食事つきと考えるとルームシェアより費用をおさえられる所が大半。
単にお金目的ならホストファミリーになんてならず、ルームメイトをとればいいだけの話。
それでも留学生の受け入れをするのは、いろんな人と出会ってみたい、少しでも留学生の力になれればなど、お金だけじゃない他の理由があるから。
とはいえボランティアではできないので、その対価をください、というのはおかしな話でしょうか?
話す努力をする
ホストがコミュニケーションをとってくれない、なんて話も聞きます。
朝から晩までホストと顔を合わせることがないなら困りものですが、そうでないなら自分から話しかける努力をしてみるといいですね。
待っていてもホストは会話してくれませんよ。
ホームステイで英語環境はつくれますが、それは自分次第。
英語に自信がなくても、自分から話題をつくり、ホストとコミュニケーションをとりましょう。
お客さま精神を捨てる
食事をつくってくれて、掃除洗濯、洗いものまでする、それがホストでしょ。
こんな気持ちを少しでも持っているなら、ホームステイを選ばないでください。
あなたはお客さまじゃないし、ホストはあなたのメイドでもありません。
またこっちはお金を払っているのに、どうしてお水や電気のことをとやかく言われなきゃいけないんだ!
どうして食事がしょぼいのさ。
そう思うならルームシェアをした方がいいです。
そもそもアメリカと日本では物価が違いますよ。
もちろん住むエリアによって異なりますが、基本的にアメリカの大都市は何もかも高いのです…。
たとえば日本で家賃15万払ったら、いい感じの1人暮らし用マンション借りれますよね。
ロサンゼルスで15万だったら、ルームシェアが見つかるか、どうかレベル。
ちゃんとした所の1人暮らしアパートなんてまず無理。
ホームステイの費用は決して安くありません。
アメリカ基準で考えると、光熱費や水道を気にせずジャンジャン使ってね~。
とは言えないのです…。
日本の感覚は捨ててください。
おもてなしを期待しない
ホームステイだったら、ホストが週末はおでかけに連れてってくれるだろうな♡
なんて想像していると、こんなはずじゃなかった…になるかも。
お買い物にいったり、お散歩をしたり、中にはホストと一緒に旅行へいった人もいます。
ですがこれがスタンダードではないってこと。
ホストにも日々の生活があるわけですから、おもてなしされることを期待しないようにしましょう。
ホームステイの探し方

ここまで書くと、ホームステイは良くなさそうに聞こえますね(汗)
でもそう感じたなら、寮やルームシェアにすべきです。
ハウスルールや注意点を踏まえた上で、ホームステイに興味がある人は、このまま読みすすめてください。
ホームステイの探し方について紹介しますね。
学校に頼む
語学学校なら、ホームステイを提供しているところがほとんどなので、学校に頼むといいですよ。
エージェントにお願いする
学校の手続きをしてる留学エージェントがいるなら、そちらにお願いしましょう。
もしくはホームステイ専門にやっているエージェントもいますので、そういったところに頼むのも手。
たとえばLos Angelesのホームステイエージェントを探すなら
”ロサンゼルス ホームステイ エージェント”
こんな感じで検索かけると出ますよ。
ホームステイサイト
使ったことがないので、ちゃんとしたサイトなのかわかりませんが、直接ホームステイを探せるサイトもあります。
注意点は英語でやりとりをするので、ハードルがちょっと高いこと。
また会うまでどんなホストなのかわからない、という不安もあります。
その点エージェントや学校を通せば、ホストの犯罪履歴や人なりをチェックしているでしょうし、どんなホストなのか情報を得ることができます。
おまとめ

ホームステイについてネガティブ気味に紹介しましたが、ここで取り上げたことを理解しないで滞在すると、居心地の悪いことになるのでハッキリと書かせてもらいました。
何でもかんでも文化や生活習慣の違いなんだから我慢しなさい、と言っているわけではありません。
明らかにおかしい、身の危険を感じることがあれば、エージェントや学校に相談しましょう。
アメリカでの滞在方法には、寮、ルームシェア、ホームステイとありますが、まずあなたがどんな留学生活を送りたいか考え、それに合うところを選ぶべき。
時間やルールに縛られることなく、自由に生活したい人にはホームステイは不向き。
学生ノリのワイワイした感じが苦手で、静かに暮らしたいならホームステイやルームシェアがいいでしょうね。
ホームステイ、寮、ルームシェアのメリット、デメリットもまとめてみたので、こちらも参考にしてみてください。

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