留学は学生がメインですか?
実はここ数年で社会人留学もかなり増えていますよ
留学をする主な層は高校や大学生というイメージがあると思います。
ですが近年は、20代後半以降の社会人留学も増加。
その理由はなにでしょう?
ここでは今ナゼ社会人留学なのか、何を目的に留学をするのか?
このあたりにフォーカスしてお話をしていきます。
けっこう前のブログでも触れていますが、私も30歳でロサンゼルスに渡航した社会人留学経験者。
こんな歳にして留学する人なんているのかな…?
不安や疑問も多いはず。
ですがこれを読むことで少しでも安心材料になれば嬉しいです。
ロサンゼルス留学が社会人に人気の理由
まず社会人留学が増えている理由として、働き方の変化は大きいでしょう。
コロナを経て、インターネットさえあれば仕事ができるノマドワーカーが増加。
それにより働く場所を選ばず、より自由に時間を使えるように。
自分の好きなことへ時間を費やせる環境が、あきらめていた、気になっていた留学を後押しているわけですね。
ではなぜ社会人にロサンゼルス留学が人気なのでしょう?
文化、ビジネス多様な学びができる
ロサンゼルスは人種のサラダボウルと呼ばれているだけあり、移民が多くさまざまな文化が融合しています。
異なるバックグラウンドを持つ人々と交流することで、視野も広がり自身の成長も期待大。
また語学だけでなくビジネスや専門的なコース、資格取得プログラムも豊富で、キャリアアップにつながる、スキル習得を目的にする人も多いです。
就労体験ができる、語学+インターンシップコースは、新たな道が開けるかもしれません。
ビジネスの中心地
ロサンゼルスは言わずも知れたエンターテイメントの本場。
映画や音楽、IT、ファッション、スタートアップ、スモールビジネスが盛んで活気あふれる街。
最先端に触れ、知識を得たり、ネットワークづくりができるのも魅力の1つ。
自分の好きなこと、得意なことがわかっている社会人は、自分が手にしたいスキルや、求めているものもはっきりしています。
欲しいものを効率よく取得するために、ロサンゼルスが選ばれやすいのも納得。
英語力アップ
今やオンライン英会話が充実しているので、留学がなくても語学習得できるでしょう。
ですが英語力アップに必須なアウトプットを実践するには、やはり英語環境に身を置くのが手っ取り早いのは確か。
日常的に英語を使うことで、語学向上スピードはグッとあがります。
ロサンゼルスはスパニッシュを話す人もたくさんいますが、とはいえ公用語はやはり英語。
生活に困らない程度にインフラが整い、日常会話やビジネス英語を強化させたい人にちょうどいいのがLA。
ライフスタイルと気候
ロサンゼルスを選ぶ理由として大きいのは、やはり気候のよさ。
私も年中おだやかな気候で降水量も少なく、カラッと過ごしやすい環境に惹かれLA留学を決めたひとり。
海や山も近く、マリンスポーツやアウトドアもさかん。
自然豊かで息をのむほどに美しい国立公園もたくさんあり、多種多様な食文化も満喫できる。
正直、ロサンゼルスって最高なんですよね。
ネットワーキングの機会
日本ではそうそう出会えないような人と繋がれるチャンスがあります。
様々な業界のプロフェッショナルとのネットワーキングで、勉強をしながらキャリアの人脈も広げるのもアリ!
普段からアンテナをたて、積極的に行動することで素敵な出会いがあるかもです。
社会人留学の目的
私がこれまでお手伝いをした社会人から、ロサンゼルスに留学する目的を聞いたのでまとめてみました。
企業プログラム
自社のプログラムの一環として、英語力アップとビジネスを学ばせるため社員を派遣する企業さん、けっこうあります。
期間は11-12週間くらいのイメージ。
語学+ビジネスコースを開講しているUCI Extensionは人気です。
キャリアアップ・スキル向上
たとえばコスメトロジーライセンス(美容免許)を取得し、美容師やネイリストとしてアメリカでの活躍をゴールとした留学は常に一定層います。
すでに日本で美容師免許があればトランスファーが可能。
ですが戦力になるためには語学力も求められるので、まずは語学学校で英語力アップ目指すみたいな。
ヨガやダンスもスキルアップ留学として人気。
趣味・経験留学
昨年大フィーバーしたドジャース観戦。
観光ついでに短期留学もしちゃえ、なんて人もいましたよ。
1週間とかド短期でも語学学校に通えるので、学生体験も味わってみるのも楽しいです。
意外かもしれませんが女性1人で来られるのも珍しくありません。
ホームステイで異文化交流
学校に通わなくてもホームステイのみ利用することができます。
日中は観光をして、週末や夜はホストファミリーと時間を過ごし、アメリカ人の生活を体験するのも楽しいですよ。
特別な経験をしてみたいなら、サンクスギビングやクリスマス時期に滞在するのがおすすめ。
ターキーやパイなど伝統料理で祝うサンクスギビングは、日本にはない文化。
家族で過ごすのが一般的なクリスマスも、日本とはまた違った文化で新しい発見ができます。
リセット留学
人生ちょっと疲れたな…。
自分はこの先どうしたいのだろう。
環境をガラッと変え、心機一転したくなるときありません?
まさに私がこれ。
一旦すべてリセットしたくなったんですよね、30歳を目前にして。
当時は毎日忙しくバリバリ働き、そこそこ収入もあっただけに、まわりからはバカじゃないの?
なんて反対されたけどね(笑)
人生いつも思い通りにいくとは限らない。
進むべき道を見失うことだってある。
そんなときは頑張って前進することないと思う。
ときには止まって休憩してもいいんだよ。
私は乳がんになり、闘病で完全停止した期間が1年半ある。
無職で収入なし。
社会との繋がりを絶ち、ひきこもりの毎日。
暗黒のような時代だったけど、今はのほほんと暮らせているし、一生の中でみたら1年半休んでも、私の人生に大して影響はなかった。
そんなもんだよ。
満たされないモヤモヤする時間を無理やり過ごすくらいなら、パチンッと人生の場面を変えてみてもいいじゃん。
それから見える何かがある。
新たな世界がはじまることだってある。
社会人が注意すべきビザ申請
ちょっとここでテンション下がることを書きます。
20代後半のビザ申請は、却下率が上がる。
もう少し細かくいうと、結婚適齢期、美容師やダンサーなど手に職がある人は要注意。
なぜか?
アメリカに永住しちゃうのでは、と疑われるから。
永住することの何が問題?
それはアメリカ人の雇用を移民が奪う可能性があるから。
アメリカとしては留学生はあくまでお客さんで、お金だけ落として用が済んだら自国へ帰ってくださいな、てなわけです。
留学とみせかけてホントはそのまま住み続ける気じゃないでしょうね~?
なんて疑われやすいので、社会人がビザ申請をする際は、きちんと準備する必要があります。
詳しくは下記に書いているので、よかったら覗いてください。
まとめ
社会人留学の目的は、企業の派遣、スキル・キャリアアップ、体験を買う、リセットなど。
そして気候がよく、アクティビティも多数、食や異文化が楽しめるロサンゼルスが人気の留学先。
さらなる刺激を求め都会を好むならニューヨーク。
一気に英語を伸ばすなら、それこそ日本人が少ない州に行くのもありですよ。