アメリカ留学生活で銀行口座はあったほうがいいと思いますか?
うーん、日本から送金してもらうのに必要ですかね?
結論から言うと、留学期間によるかな
そうなんです、ぶっちゃけ4~8週間とか短期留学なら銀行口座は不要。
12~24週間なら生活スタイルによるし、1年以上の長期滞在ならあったほうが何かとスムーズです。
ここでは銀行口座の開設方法と必要書類、注意事項などを紹介していきます。
どの銀行がいいかもわたし視点ですが書いていきますね。
では、まずどんなシチュエーションで銀行口座が必要になるのかみていきましょう。
銀行口座が必要になるときは?
冒頭で短期留学なら銀行口座はいらないと書きました。
ではなぜ長期滞在だと口座があったほうがいいのでしょうか?
その理由を挙げてみます。
- まとまった支払いに小切手が使える
- ATM手数料をさけられる
- 日本から送金してもらえる
詳しく解説していきます。
まとまった支払いをするとき
アメリカではチェックと呼ばれている小切手。
日本では馴染みがないし、使う場面もそうないかと思います。
現に30年間日本で生活してきて、わたしは1度も小切手を手にしたことがなかったですしね…。
なんですけど、アメリカでは使う機会がちょくちょくあります。
ルームシェア、アパート
ルームシェアって個人間契約がほとんどで、家賃を家主もしくはルームメイトに直接支払います。
その際、現金、Venmo、もしくは小切手が主流。
毎度現金で払うでもいいですが、その度まとまったお金を引き出し、持ち歩くにはリスクが高いかなと。
そんなときチェックがあればその場で書いて、家主やルームメイトに渡すことができます。
支払者が金額とサインを小切手に記入した時点で、お金と同じ効力をもちますから、まとまった現金を持ち歩く必要なんてなナシ。
受けとり側が入金する前であれば、そのチェックを無効にすることも可能。
1人暮らし用アパートだとクレジットカード支払いがOKなところもありますが、うちのアパートはチェックのみ(汗)
そういったアパートもあるんですよねぇ。
学費
学費の支払いにチェックを使ったりします。
短期なら語学学校の授業料を渡米前に一括で支払いますが、1年以上の長期留学だと転校する可能性だってあるし、現地での支払いが必要になるときがきっとあります。
クレジットカードでも支払えますが、カード会社によっては海外での不正利用防止のため、高額決済がされると自動的にロックをかけることも。
そうなればカード会社に連絡をしロック解除をしてもらわないとです。
けっこう面倒ですよね…。
返金を受け取る
あと考えられるのは、申し込んだ語学学校から転校し授業料の返金があった際、その授業料は小切手で返金されるパターンがほとんど。
現地に銀行口座がなくても換金はできますが、手数料はとられます。
その額$10未満~$15くらいと様々。
ちょっともったない(涙)
やっぱり何があるかわからないアメリカ。
キャッシュを多く持ち歩くのはやめましょう。
現地でまとまった支払いがありそうな人は口座開設をし、チェックを購入しておくと便利ですよ。
ちなみにVenmoですが、登録者同士なら携帯で送金できるアプリ。
ランチ代を立て替えてくれた友人に、Venmoでさっくり送金なんてのもできます。
初期設定時に銀行口座を登録するので、お互いの銀行口座情報を教え合う必要はありません。
気軽に送金や受け取りができる便利アプリで、わたしもよく使っています。
ATM手数料を避けたい
現地でドルを引き出せるキャッシュパスポートや、ビットカードを持参してくる留学生は多いです。
わりとどこのATMでも引き出せるので便利なんですけど、1日15万円の外貨相当額までとか限度があったり。
またその時の為替レートで換算されるので、円安のときだと損した気分になりますよね。
でもって引き出し時に手数料数ドルがかかります。
ATMの1日の引き出し限度額は$800~$1,000なので、ほしい金額によっては手数料がかさむ可能性も。
ですが口座開設をした銀行のATMを使うのであれば、引き出し手数料は無料。
日本円の送金に使う
短期留学なら、あらかじめまとまったお金をキャッシュパスポートに入れておいたり、クレジットカードを使うことで生活はできます。
ですが長期留学になると、日本円の送金が必要になる時期がいつか来るでしょう。
車購入、アパート、学費の支払いなどなど。
そんなとき、やっぱりあると便利なのが現地銀行口座なんですよね。
懸念される海外送金手数料もWise(ワイズ)を使えば、通常より低い料金で送金が可能。
下記のリンクより登録をすると、最大7,5000円までの送金手数料が無料になりますので是非♡
https://wise.com/invite/i/reikok46
そんなこんなで短期留学なら口座がなくても何とかしのげるけど、長期留学ならあったほうが何かと便利!
アメリカからドルを日本へ送ってみたら驚きの結果に!
銀行口座開設方法
各銀行には窓口とは別に、口座開設やその他相談ができるデスクがあります。
そこで口座開設をしましょう。
窓口は入金や引き出しなど、お金のやりとりに使用する場所ですね。
予約がなくても当日行って口座開設ができすが、待ち時間が長くなることも。
ここは事前にアポイントを入れておくといいですね。
ということで、予約の取り方をBank of Americaのサイトを使って説明していきます。
口座開設の予約方法
住所から近くの銀行を検索しネット予約ならAt a nearby financial center
電話で予約をとるならOver the phone
ここではネット予約の仕方を紹介
Los Angeles、Californiaなどでも検索できますが、より現在地から近い場所で絞るならZIPコードを入れましょう
Select this locationで選択をします
”Would you like to meet with a specific banker?”と出ますので、希望担当者がいなければNOをピック
日にちを指定すると次に時間選択できますので、これも選んでNextへ
アカウント作成なしのまま続けると、 Individual Customer or Business Customerが選べるのでIndividualを選択
テキストで予約のリマインドをしてほしい場合、Text messageにチェックを入れます
予約内容に間違いがなければSchedule Appointmentをクリックして予約完了
入力作業が多少面倒かもしれませんが、1つずつ確認しながら進めるので電話より間違いがなくていいかも。
必要書類
留学生の場合、口座開設に必要なモノは下記となります。
- パスポート
- I-20
- $100現金
銀行によっては運転免許証や学生IDカードといった第2の身分証の提出を求められますが、Bank of Americaはこの3点でOK
口座開設をした際に仮のキャッシュカードがもらえますので、その足でATMで$100をデポジットするよう言われます。
ミニマムデポジットの額は銀行によりますがBank of Americaは$100
銀行口座開設の注意点
いくつか知っておくべきことがありますので、まとめてみました。
- 一定条件を満たさないと口座維持費がかかる
- アメリカ国内で口座をとじること
- チェックは購入するもの
口座維持費について
銀行によって条件は変わりますが、たとえばBank of Americaなら23歳以上の人は、チェッキング口座に最低$1,500を入れていかないと、口座維維持費として毎月$12引かれます。
Saving口座の場合は最低$500を入れておかないと、毎月$8引かれます。
いわゆる普通口座がChecking Accountなので、Checkingだけ開設でも問題ありません。
わたしは普段使いにChecking、Savingは貯蓄用として用途をわけています。
他の方法として、お給料の支払いなど毎月$250以上の入金があれば、口座維持費が無料となりますが、例外を除いて留学生は働けませんのでこれは飛ばします。
アメリカ国内で口座を閉じる
口座を閉じずに完全帰国してしまう留学生が多くいます。
そのせいで口座維持費を引かれている…なんてことがありますので、帰国前に必ず口座を閉じるようにしてください。
チェックは購入するもの
親切なバンカーさんなら口座開設時に無料で5枚くらいチェックをくれたりします。
でもこれはどこの銀行でも行っているわけではなく、チェックは購入するのが基本。
開設時に小切手が欲しいと伝えるか、アプリからも手続き可能。
後日指定の住所に郵送されます。
どこの銀行がいいのか?
支店数、ATM数が多いのでわたしはBank of Americaを使っていますが、渡米して一番最初に開けたのはCiti Bankです。
2つ使ってみたけど、どっちでもいいかなって感じ。
ただ郊外に行くとCitiが全然ないなんてこともあったので、どこにでもあるBank of Americaは使い勝手がいいですね。
メジャーどころの銀行を集めたので、参考にしてみてください。
Bank of America | Union Bank | Citi Bank | Wells Fargo | Chase | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | アメリカ最大の銀行で支店数も多い | 三菱UFJ銀行で口座開設や閉じることができる 日本語サポートあり | 日本のCitiは撤退 | アメリカで一番古い銀行で西海外を中心に展開 | クレジットカードが人気 |
口座維持費回避 | 23歳以下 $1,500以上の預金 | $1,500以上の預金 | 62歳以上 $1,500以上の預金 | $500以上の預金 | $1,500以上の預金 |
口座維持費 | $12 | $10 | $12 | $10 | $12 |
開設時に必要な金額 | $100 | $100 | $0 | $25 | $25 |
おまとめ
本カードが郵送されてきたら、ATMで取引をするか、電話でアクティベートをしましょう。
アクティベートが完了すると仮カードは使えなくなります。
キャッシュカードにデビット機能がついているので、現金を持ち歩かなくて済みますよ。
わたしは普段現金をもっていないことが多く、いつも携帯と小さなお財布にカードを数枚入れて外出しています。
日本で現金を持たずに外に出たら焦るだろうな…。
それだけアメリカはカードを使うのが一般的ってことですね。
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