誰があそこをホテルだとわかるだろうか。
今回は知らないと絶対通り過ぎるであろう、超絶穴場のホテルを紹介したい。
そもそもナゼ穴場なのか?
それは周りに観光するようなポイントが一切なく、何なら建物さえもないただの荒野にポツンとあるから。
どこかへ行く通り道でもなければ、抜け道でもない。
根本的に誰が通るの?ってな場所にあるのだ。
知らない土地や道があれば行ってみたくなる私たち。
マイナーなこの田舎道を何度も走ったし、数えきれないくらいその建物の前も通り過ぎた。
なのに、これまで気にかけることもなく。
そんなある週末。
いつものようにあてもなくただ車を走らせ、ドライブを楽しんでいると、引き寄せられるように辿り着いた166 Cuyama Hwy
そうCuyama Hwyこそが、今回取りあげるポツンとホテルが建つ”田舎道”
朝から何も食べず空腹だった。
このあたりで何か食べられるところを探しているときに見つけたのがThe Buckhorn Restaurant
地図が指す場所は、これまで何度も横を通り過ぎたあの建物ではないか。
えっ?あそこレストランだったの!?
これが正直な感想。
怪しいなと思いながらも車を停め中へ入ると、想像を超えた楽園が待っていた。
Cuyamaってどこ?
そのレストランは、サンタバーバラカウンティのCuyamaというエリアに位置している。
マップを見ての通り、166があるだけの砂漠地帯。
少し広げてみても周りには観光地らしいところなんて1つもない場所、それがCuyamaだ。
砂漠のレストラン
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ロサンゼルスから北東へ約2時間30分とドライブにちょうどいい距離。
ホント砂漠しかない場所にポツンと現れるThe Buckhorn Restaurant
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外観はダイナーぽい感じ。
正直あまり期待してなかったけど、いい感じに予想を裏切ってくれて。
まずは重厚な木の扉をあけてと。
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可愛くもありどこか懐かしい感じのする店内。
典型的なファミレスだと思っていたけど、おしゃれカフェぽいじゃん。
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パイやクッキーは毎日キッチンでつくられているんだって。
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Tシャツやトレーナー、キャップやらオリジナルグッズもあっていい感じ。
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じっくり見てたいけど、空腹なもんでひとまず席に着こうっと。
木のぬくもりを感じ、ホッと安心できる空間が心地よい。
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オフホワイト×ヴィンテージ調のインテリア。
癒されますな。
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レトロなアートにもほっこり。
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全体的なカラーバランスと、レザーソファやライトのレトロ感あるインテリアの組み合わせがすごく上手い。
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さてオーダーをと。
朝8時からオープンのThe Buckhorn Restaurant
到着したのが午前中だったからBreakfastメニューだけど、ランチはまた内容が変わるみたい。
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食事を待ってる間、走りゆく車を窓からボーっと眺める。
この何も考えない時間も好き。
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テーブルや壁に描かれた文字には、どんな意味があるんだろう…。
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なんて謎解きをしていると、お待ちかねのご飯がきまして。
Two Egg Breakfast $14、Pancake $5
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なんてことないシンプルなアメリカン朝食。
かと思いきやパーフェクトな火入れのトロトロ卵、しっとりホクホクポテトにサルサがめちゃ旨!
サイドにはバターがたっぷりしみ込んだカリカリトーストに、手作りりんごジャム。
1つ1つ手が込んでいるし、甘じょっぱいバランスが絶妙!
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朝から美味しいご飯が食べられて幸せな気分に♡
せっかくだから少し探索を。
あら、奥には渋いBarがあるじゃない。
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でもってダイニングスペースも。
ここはただのレストランじゃないのか?
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外に繋がっていそうなドアを開けると…。
なんだ、この極上まったりスペースは!
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ビリヤード台があるわ
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ファイヤーピットの後ろにはプールまで。
一体ここは何なんだ?
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ググってようやくわかった。
この場所はホテルだってことを。
穴場のホテルCuyama Buckhorn
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旅行者やバイカーの休憩所として1952年にオープンしたのがThe Buckhorn Restaurant
その後、ミッドセンチュリーとウェスタンテイストをミックスしたホテルCuyama Buckhornが誕生。
さっきアップした、まったりパティオと同じ敷地内に宿泊ルームがありまして。
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うわぁ、この雰囲気めちゃ好み。
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白をベースとしたお部屋は、木や家具にヴィンテージのアクセントを取り入れ快適空間に。
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何もないから退屈なのではなく、都会の喧騒から離れ、余分なものをそぎ落とした中で
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自分だけの時間を心ゆくまで堪能し、リラックスすることが究極の癒し…だとわたしは思っている。
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何もしない贅沢…。
そんな言葉がぴったりハマる、Cuyamaで見つけた極上リトリートを次は体験してみよっと。
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おしゃれなブティックホテルで特別なひとときを過ごすなら、パームスプリングスもおすすめ。
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