ロサンゼルスは治安が悪い、そう聞いたことあるけど、実際のところどうなの?
はい!こちらロサンゼルス在住歴8年のわたしが正直に答えます。
まず結論からいうと
確かに治安の悪いエリアはある、でもそこへ行かなければいい話。
とてもシンプル(笑)
危ない場所に近寄らなければいいんですよ。
でも難しいのが治安の良し悪しって、人により感じ方が変わりますよね。
これ最近あった話なんですけど、ある留学生からサンタモニカの治安が悪くて住めない、と相談がありました。
わたしからするとサンタモニカって治安のいいエリアだから「え!?なんでそう思うの??」速攻で聞き返しちゃったけど。
その留学生いわく、知らない人に声をかけられたのが恐かったみたいで。
治安のよし悪しは、あなたがどう感じるかで変わります。
でもって、ロサンゼルスはSNSでみるキラキラしたところばかりではありません。
ロサンゼルス留学・移住いずれにせよ、安心して暮らすためには、ロサンゼルスがどういう街なのか知識をつけ、そして治安の良い悪いエリアを把握することが重要。
こういった情報をもっておくと、LA生活での心構えもできるし、危険な目に合うリスクを減らせるはず。
ということで、今回はロサンゼルスの治安が悪いエリアの紹介と、日常生活で起こる人によっては恐いと感じるであろうことを書いていきます。
決して脅したいわけではなく、わたしがロサンゼルスで生活していて日々見かける光景をありのまま話しますので、ロサンゼルス留学、移住を考えている人は特に読んでみてください。
では、早速いってみましょう。
ロサンゼルスの治安の悪いエリアとは?
ロサンゼルスには絶対行くなと言われているエリアがあります。
その代表格が、コンプトン、イングルウッド、サウスロサンゼルス、スキッド・ロウ。
これらが治安の悪いエリアと呼ばれている理由は、下記のブログにまとめていますので、詳しく知りたい方はこちらにも目を通してみてください。
簡単にいうと、上で挙げた4つの地域は、ギャング、麻薬中毒者、路上生活者が多く、犯罪率が高いエリアなんですよね。
だから近づかないように、というわけです。
コンプトンは赤信号でも停まるな、と言われているくらい危険な場所。
わたしは何度も通っていますが、治安が良くないのは一目瞭然ですね…。
ロサンゼルスはこんな街
次にロサンゼルスの街がどういったところなのか、人によっては恐いと感じるかも?という点を挙げていきます。
銃が持てる
アメリカでは既定の条件を満たせば銃を所持できます。
たまーに、銃声らしき音が聞こえたり…。
とはいえ、常日頃銃を振り回している人がウロウロしてるなんて光景はまず見ません。
ただそういう国であるということは知っておきましょう。
路上生活者が多い
スキッド・ロウは路上生活者の聖地ですが、それ以外の場所でも普通にいらっしゃいます。
コロナの影響で失業者が増えたのもあってか、観光地でもあるベニスビーチには、路上生活者のテントが増えましたね。
ちなみに治安の良いとされているサンタモニカにだって、路上生活者はいますよ。
あと高架下、フリーウェイ近くにも集まる傾向があります。
ここで言っておきたいのは、路上生活者がいるから治安が悪いというわけではなく、中には麻薬中毒者もいるので、気をつけた方がいいよってこと。
小銭を求められる
信号待ちをしているとき、街を歩いているとき、スーパーの出入り口、あらゆるところで「小銭ありませんか?」と聞かれたりします。
渡すかどうかは個人の自由ですが、過去に小銭を渡した留学生がその後も「もっとちょうだい」とついて来られたという話があります。
ですので、ここは自己責任で。
奇声を発する人がいる
大声で叫んだり、誰かに怒り散らしたり、明らか行動がおかしい人が、街を歩いていることも。
まぁ、薬物中毒なんでしょうけどね…。
半裸の人もいますし。
特にダウンタウンロサンゼルスはこういった人が多めです。
スキッド・ロウが近いからかもしれませんが。
声をかけられる
バス停でバス待ちをしてたら知らない人に声をかけられた、バスや電車内でしつこく連絡先を聞かれた、という留学生の話をちょくちょく聞きます。
はっきりNOといいましょう。
人種差別、暴言をはかれる
コロナが流行し始めたときはアジア人に対するヘイトクライムのニュースをよく耳にしました。
それでなくてもロサンゼルスは人種のサラダボウル、移民が多く住む街ですから人種差別はあり、心無い言葉を発する人はいます。
知人はレストランで、サーバーさんから他の人とは違う雑な扱いを受けたらしい…。
わたしはこれまで大きなショックを受けるほどの差別を感じたことはありませんが、見知らぬ人に中指を立てられた経験はあります(汗)
あと語学学校生の頃、韓国人生徒から「戦時中日本が韓国にした行為に対して申し訳ないという気持ちはないのか?」とけんか腰に聞かれたこともあったな…。
差別とは違いますが、日本人、アジア人をよく思っていない人もいるということは知っておくべきです。
ちなみにこの韓国人に対しては「わたしが何か酷いことをしたならその人に謝罪はするけど、あなたの質問に対してわたしがどうこう言う事ではない」と答えました。
わたし自身あまり気にしないタイプなので、ひょっとしたら何か言われているのかもしれませんが、8年ロサンゼルスに住んでいて、あれ?と思ったのはこの2回だけです。
路上ドラッグ
ブツブツと何かを言いながら小刻みに揺れ、明らか様子のおかしい人が、路上で注射針を刺している光景をみたことがあります。
頻繁にではありませんけどね。
さすがに目の前で見ちゃったときは、ヒヤッとしました(汗)
わたしは何も見てないですよ~みたいな雰囲気を出しつつ、速足でその場から去りましたけど。
おまとめ
正直なところ、危険なエリアに行かず普通の生活をしていれば、問題なく暮らせます。
ただし、日本と同じくらいの安全さを求めないこと。
自分の身は自分で守り、多少のことは気にしないくらいの精神力があれば、海外生活もうまくやっていけるはずです。
じゃあ、治安悪いエリアってどんだけヤバいです?
危険エリアの様子を写真つきで解説してみたよ
アメリカでやっちゃいけない危険行為はこちら↓
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