【アメリカ】ルームシェア探し、これだけは注意!詐欺を見抜く方法

アメリカのルームシェアは、サイトを通して個人的に探すのが一般的。

気軽に探せる反面、詐欺が多いのも事実。

中でも英語に慣れていない+ルームシェア契約までの流れを知らない留学生が、金銭被害にあっています。

ここではよく見られる詐欺の手口を紹介するので、これからルームシェア探しをする人はまず読んでほしい。

目次

ルームシェア詐欺の手口

留学生だけでなくローカルの学生や社会人、どんな人も利用するポータルサイトのCraigslist

ルームシェア探しでポピュラーなCraigslistに絞り話をすすめます。

Craigslistのhousing、”rooms/shares”のカテゴリーからルームシェア探しを開始。

気になる物件があれば、広告掲載主にメールや電話でコンタクトをとるわけですが、このメールには注意!

ではどんな内容だと怪しいのか?

まずはここからみていきます。

こんなメールは危険信号!

広告主からこんな返信がきたら詐欺の可能性大。

  • 妻、家族が病気で治療のため州外にきている
  • Appication(申込み書)を送ってくる
  • 何かと理由をつけて内見をさせない

1.病気治療のため州外にきている

これホントよくあるパターン。

1発目の返信でいきなりこんな内容がきたらアウト!

”妻、家族が病気で治療のため州外にきている。すぐには戻れないから鍵を渡すので自分で内見してください”

身内の病状を伝え、お涙頂戴のような悲しい話をツラツラと、ホントぽく長文で書いてきます。

知らなければ「大変なんだな…」と思う人もいるだろうね。

でもこれは詐欺の典型的なパターンなんで乗らないように。

やりとりをすすめるうちに”家の鍵と引き換えにデポジットを送金してください”と金銭を要求してきます。

そしてお金を払ったあと連絡が途絶え、詐欺だと気づくわけ。

2.Applicationを送ってくる

メール1発目の返信でいきなりApplicationを送ってくるパターンは要注意。

まずは内見をしてから契約するのが王道の流れ。

いきなり申込書を送ってくるなんて怪しさ満開です。

個人情報だけ抜き取られるパターンかも。

3.理由をつけて内見をさせない

詐欺の手口も巧妙になってきています。

たとえばこんな広告も注意。

”仕事で州外にきています。自分が不在の間だけ又貸しできる人を募集中”

これだけ見るとそんな事情もあるわな、と思いますよね。

ミソなのは広告主(部屋の契約人)が自身のIDや写真を事前に公開し、怪しくないことをアピール。

次に大家を交えオンラインでアパートの動画を見せ、疑う余地のないような仕掛けをしてきます。

契約の意思を伝えると、鍵を送るからとデポジットなどの金銭を要求。

ですが結局、鍵は届かず連絡も途切れるパターン。

おそらくIDはフェイクで、契約人と自称大家もグルなのでしょう。

実際コロナでロックダウンしてたときは、内見NGでオンライン動画のみという物件はたしかにありました。

でも今は内見できるところがほとんどですからこの手は要注意。

失敗しないためにも内見は必須!

何かと理由をつけて物件を見せないところはパスするように。

詐欺物件を見分ける方法

広告内容からでも詐欺かどうか見分ける方法があります。

  • 家賃と写真が見合ってない
  • 無償、女性のみ

家賃と写真が見合ってない

サンタモニカ、マリナデルレイ、マリブなど高級エリアにある物件でお部屋もゴージャス。

見つからに高そうな物件なのに、家賃が破格すぎる。

たとえば月$500とかね。

治安の良いエリアのルームシェアなら安くても$1,200、$1,500~が相場。

なのに激安ってのは怪しすぎます。

きっと釣り広告。

無料、女性のみ

家賃ゼロで女性のみ募集、ルームメイト男性。

これは詐欺というか、いわゆるSugar Daddy系。

住むところを無料で提供するから、いろんなお世話してね♡ってやつ。

怖すぎるわ!

おまとめ

不動産業者を介さず、サイトで探すのが主流のルームシェア。

簡単に探せるからこそ、詐欺も多く注意が必要です。

きっと詐欺集団はネタを変え、様々な手口で獲物を見つけてくるでしょう。

でも鉄則として内見をせずに契約、費用を支払うのだけは絶対NG

広告主にコンタクトを取る方法から、内見の注意点や契約までの流れなど、ルームシェア探しに必要なことをまとめました。

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