アメリカ留学中に学生ビザの期限がきれたらどうなるのか?
結論から言うとビザが切れていても、有効なI-20をキープしていれば、アメリカでの滞在は可能。
有効なI-20というのは、学費を払い続け在籍をするということ。
そうすることでI-20はアクティブ(有効)な状態となり、合法的にアメリカにいれます。
ただ気をつけるべき点が2つあります。
1つはビザが失効した状態でアメリカを出ると、再度アメリカに入国する際には有効なビザが必要となる点。
I-20はキープしているけど、学生ビザが失効した人が日本へ一時帰国したとしましょう。
日本からアメリカへ戻るには、新しく学生ビザなど何かしらのVISAが必須になります。
I-20さえキープしておけば5年以上いても問題ないってこと?
理論上は問題ないけども…危険な行為だよ
注意点2つめが、語学学校に通う期間について。
現状、語学学校に籍をおけるのは1年半から2年がMAX
それ以上語学学校に在籍すると、アメリカを出て再入国する際、入国拒否になるリスクがグンと上がります。
なぜならイミグレーション審査官は、2年も語学学校に行けば、日常会話はできるレベルに上達しているであろうと考え、それ以上在籍をしていると学生のフリをして、本当は働いているんじゃないか?と疑うから。
学生として長期でアメリカに滞在したいなら、語学学校を長くても1年半くらいで終え、その後大学に進学するのがスムーズな流れです。
語学学校1年半、カレッジ2年、4年制大学2年のプランなら、2回目のF1ビザ申請も狙えますよね。
アメリカ国外へ行くことはない、留学後旅行でも渡米しない、ずっと現地にとどまり続ける!って人は気にしなくていいです。
でももし留学中に一時帰国の必要が出てきたら?
アメリカ滞在をあきらめ完全帰国をするか、日本に帰るのを断念しアメリカにいるか、究極の選択状況は作らない方が懸命。
全てはアメリカに再入国する際、イミグレで強制送還になるリスクを減らすためのもの。
将来何が起こるかなんて誰にもわかりません。
だから危ない橋を渡るようなことは避けたほうがいいのでは?
これがわたしの考え。
長くなったけど、もう1回書きます。
出国することなく、アメリカに10年、20年いるぞ!
であれば学生ビザが切れても、学校に通い続けながら滞在する選択肢はある。
まぁ、同じ所に10年も通うことはできないだろうから、学校を転々としないとだけどね。
一時帰国もしたいし、アメリカへの入国が怪しくなるリスクはとりたくない、でも5年以上留学したい!
であれば学校の進み方の留学プランは事前に決めておいたほうがいいですよ。
ちなみにカレッジや大学を卒業したあとに、語学学校へ戻るのはおすすめはしません。
だって大学を卒業した人が、今更語学なんて学ぶ必要なんてないよね?
イミグレでとめられます。
やむを得ない理由があるなら、事前に移民系の弁護士に相談して、問題ないか確認しましょう。
I-20は切れたけど学生ビザの期限が残っていたら、アメリカに滞在し続けても大丈夫でしょうか?
その答えはこちら↓