キムチの作り方を教えてくれたり、絶品手料理を振舞ってくれたり、何かと義母にはお世話になりっぱなし(汗)
韓国人の長男と結婚したら大変、義母はイジワルが多い、息子にべったり…などなどあまりいい話を聞かなかったけど、実際全くそんなことなくて、ホントに素敵なお母さん。
感謝でしかない。
そんな義母へ母の日としてお仕事用の靴を買ってみた。
こだわりの強いお母さんだから、気に入らないものがあると身に着けてくれない(笑)
今までプレゼントした服でも着てるのみたことないやつあるし、好みじゃないからって受け取ってもらえなかったこともある。
こう書いたらちょっとひどいママさんのように思われるかもだけど、わたしはそれくらいの方がちょうどいい。
だってそのうち好みがわかるようになるしさ。
いらないものもらい続けても困っちゃうじゃん。
ふとママさんの靴をみたらけっこう使い込んでたのよね。
だから靴にしようと思ってサイズもバッチリ調べたわけさ。
殿様とも話し合ってこの靴にしよう!って決めたのがあったから、早速今日買ってママさんところに持っていきましたわな。
「お母さん、これ母の日のプレゼントです」
その場ですぐ靴を試してもらってと。
…何やら雲行き怪しい表情のママさん。
「ありがとう~!でもこれちょっと重いわね…」
やっぱりそうきたか!
いや~現物みたときちょっと重いかな、と思ったんだよね(汗)
予想的中。
「でもって、足がちょっと痛くなりそうな感じするわ」
「OK!そしたらもう少し軽いものと交換してきます」
そういってママさんのお店を出ようとすると
「ちょっと待って!そのお店わたしも一緒に連れてってちょうだい」
たしかに!
そのお店には他にも靴があったし、せっかくならママさんの好きなものを買ってもらったほうがいいもんな。
ってなわけでママさんを車に乗せ一緒にお店へと向かう。
到着するやいなやママさん、すごい勢いでそのお店の韓国人店員さんに話し始めるじゃない。
残念ながら韓国語が全くわからないわたしはボケーっと聞いてるしかなく。
ただ…この靴は自分には合わない、足が痛くなるとか足を指さし何度も同じことを言ってたような気がする。
しかもちょっと怒り気味で(笑)
店員さんもタジタジ。
「よし!もう大丈夫、出るわよ」
「え!ママさん、他の靴試さないと。いっぱいあるしさ、ほらこれなんていいんじゃない?」
「わたし靴たくさん持ってるからいらない。あと欲しい靴もここにはないわ!」
「…おっ、はっきり言いましたね(笑)」
こんなやりとりをしてたら店員さんが
「返金手続き完了したので大丈夫ですよ(汗)」
その声に耳を傾けふとレジの方を見るとデカデカと”No Return”の貼り紙があるじゃない!
ひょっとしてママさんこのお店返品不可なのをはじめから知ってて、だからお店に連れていくようにお願いしてきたのかな?
いや~さすがコリアンオンマ。
強しですわ。
でもって、最後に
「あのね、私が欲しい靴はこれよ」
そういって画像を見せてくれた。
このママさんにサプライズは通用しないな(笑)
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