何もかもうまくいかない日

昨日はダメだめすぎる自分にイライラし、殿様にきつくあたってしまった。

何がダメだって、作った夕食全部まずかったの。

ちゃんといつも通りに炊いたつもりのご飯が岩のように固く、よく油をひいたはずのチヂミはフライパンにこびりついてグチャグチャ、しかも具材は生焼け。

プルコギのお肉もかたいし何か臭い。

プルコギは焼いているときからどうも様子がおかしいなと思ったけど、殿様いわく人間の食べ物じゃないくらい酷かったらしい。わたしは一口も食べなかったけど。

結局まともに食べられたのは、わかめ卵スープとキムチだけ。

一生懸命働いている殿様に少しでも美味しいモノを食べてもらいたいと思って、せっせこ夜ご飯を用意しているのにどれも不味いなんてありえない。

わたしが悪いのに強い口調で殿様に八つ当たり。

「今日はこんなのでごめんね」

あとで謝ったら

「明日はちゃんとしたものを食べさせて」

と殿様。

あぁ、にっこりしてるけどまた目は笑ってないやつだ。

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