悲しきロサンゼルス

10日間の自主隔離があけ先週セレクトショップや高級ブティックが立ち並ぶロバートソン、メルローズあたりをぶらっとしてきた。

そこで気づいたこと。

デザイナーズブランドや有名セレクトショップの撤退が目立ち、空き物件だらけだった。

はじめてのロックダウンからもう少しで1年。

当時はまだアリゾナに住んでいた頃。

トイレットペーパー、お水、食料品がスーパーから消え、ことの重大さを痛感した。

コロナ真っ只中に決まったロサンゼルスへの引っ越しが5月。

LAの街はゴーストタウン化したように怖いくらい静かで、私の知っている活気ある場所はそこになく…。

かと思えばBlack Lives Matterで、平気で窃盗をする人々、叫びながらガラスを割り、放火し怒りをぶちまける若者であふれかえった6月。

長らく店内営業禁止で屋外営業やお持ち帰りのみで耐え忍んでいるロサンゼルスの飲食店。

日本へ帰国していた11月からの2か月間、コロナ関連のニュースを聞かない日はなかった。

本当この1年の間に取り巻く環境が変わりすぎて驚きでしかない。

正直この状況に慣れちゃったのもあるんだけど、でもさ考えてみたら怒涛の年だったよね。

メルローズやロバートソンだけじゃなく、シルバーレイクやダウンタウンそこらへんFor Leaseのサインばっかなんだもん。

今まで普通にあったものが突如姿を消すんだよ?

当たりまえなんてない。

コロナがあってから自分の人生や仕事、この先どう生きていきたいとか考えさせられた。

1月29日から飲食店の屋外営業が再開することになったけど、これで少しは持ち直すお店もあるのだろうか…。

わからないことなど何かあれば『おたずね箱』からメッセージをお願いします。

目次