アメリカ歯科、インプラント費用は高い？その治療方法に驚愕④

前回のお話③↓

前回のサージカルガイドから1週間経過し、いよいよインプラント装着の日がやってきた。

インプラント装着

今回はStep 3の2次手術部分。

骨移植をし閉じていた歯茎に穴をあけ、インプラントを装着するという手術。

前回のブログにも書いたけどインプラントの隣、一番奥に小さな歯がありそれを抜く施術も同時に行ったわけだけど、健康な歯を抜くのって本当辛い。

やったことがある人はわかると思うけど、いくら麻酔をして痛みを感じないとはいえ、力ずくで歯を引っこ抜くわけで、しかも1回でスポッと抜けることはなく、何度もグリグリと歯をいじくられ、引っ張られ、とっても不快なのよ（涙）

「インプラント入れる前に歯を抜いちゃうね～」

ドクターが明るく話すけども、わたしの心はどんより…。

麻酔を歯茎に数か所刺されるのも地味に痛いし。

「そしたら始めよっか」

ドクターの合図とともに、手汗をかきながらグッと目をとじる。

結論からいうと、前回インプラント部分の歯を抜いたときより、ガシガシ引っ張られることもなく耐えれた。

たぶん抜いた歯が小さかったからかも。

お次はインプラント装着。

歯茎にドリルで穴をあける作業から。

麻酔がきいてるから全く痛みはないけども、ドリルで穴をあけている振動は伝わるし、地面を掘るようなゴゴゴーって音が不快極まりない（汗）

「最大限に口を開けてくれるかな～？」

ときどき話しかけてくるドクター。

わたしは早く終わらないか祈るばかりで余裕なし。

穴をあけたら次はサージカルガイドのときに作ったマウスピースをはめて、いよいよインプラント装着へ。

サージカルガイドとは口内を撮影し、それを元にわたしの歯型に合わせてマウスピースを作成すること。

作成したパーツにインプラントであける穴もつくられていて、このガイドに沿いドリルすることで、ちょうどいい角度にインプラントを装着できるお助けアイテム。

終始痛みは感じることはなく、約1時間くらいで手術が無事完了。

インプラント装着後、ちゃんと入っているかレントゲン撮影をして終わり。

歯を抜いた部分は糸で縫合されてと。

手術を終えての感想と気づき

・出血が止まるまで半日くらいはカーゼを噛み続けないといけないのが不快

・手術中痛みは感じなかったけど、振動は伝わるから終始緊張で疲れた

・口を大きく開けたり、閉じたりを繰り返し唇が渇くから術前にリップクリームは塗るべき

術後気をつけること

術後にしてはいけないことの説明があったので共有と。

インプラント手術の費用

前回出してもらった見積もりと、実際に支払った金額が異なったので記しておきます。

【見積もり】

でもこの日、抜歯とインプラント手術で支払ったのは合計$1,076.40

あれ？見積もりだと自己負担額$1,282.20なんだけどな。

$205.80お安くなってるではないか！

抜歯とインプラントの費用だよね？って確認したら後日追加請求はないと思いたい（汗）

ひとまず黙っておくことに。

これからのこと

1週間後に経過観察のため、診察を受けてきます。

問題なければこのクリニックで行うことは終了し、次はかかりつけ医のところでクラウンを入れてもらう感じ。

あともうひと踏ん張り。

全インプラントも素敵だな～なんて思ってたけど、1本だけでもこんなに大変ならやっぱわたしは自歯でいいや。

前歯とかさ何本もインプラントをする人、尊敬でしかない。

もうこりごりです…。