どんな人がホームステイ向きなのかな?
留学において迷う滞在先選び。
学校寮、ルームシェア、一人暮らし、そしてホームステイ、選択肢はさまざま。
人気なのはホームステイと寮。
ちなみに1年以上の長期滞在者は最終ルームシェアをする傾向にあります。
人気だけどネットの口コミなんかを見るとイマイチ評判がよくないホームステイ。
正直なところホームステイで失敗してしまうのは、ホストとのコミュニケ―ション不足と、そもそもホームステイが何なのかきちんと把握していないことで起こるトラブルが大半。
あとはホームステイに期待しすぎなんてのもありますね。
中には本当にホストが人間的に酷い…なんてこともあるかもしません。
ただこれに関してはホームステイを手配するエージェントが、事前にホストのことをどれだけ調べているか、生徒からのヒアリングを徹底し、精査していればおのずと変なホストは減るはず。
だからエージェント探しも大切なポイントなのは確か。
前置きが長くなりましたが今回は良い滞在になるよう、ホームステイで成功するのはどんな人なのかを挙げていきます。
自分はホームステイ向きなのか知りたい。ホームステイで失敗したくない!
そんな方に向けた内容となっています。
ホームステイで成功する人とは?
ホストファミリー宅の1室を借りて家族と共同生活をするのがホームステイ。
他人と生活するのだからお互いが心地よく生活するために、ルールを守り尊重しあうことが大切。
好き勝手に生活ができるわけではありません。
ではホストと良い関係が築け、充実したホームステイライフを送れる人の特徴を挙げていきますね。
謙虚である
過去にホームステイをした生徒さんがこんなことを言っていました。
”住まわせてもらっている気持ちを忘れちゃいけない”
謙遜する必要はないけど、たしかにコレ合ってます。
費用を払っているのだから自分の好きなようにしていい、そう思っている人は態度にも出るしホストからも嫌われるでしょう。
ホストも感情ある人間だということを忘れずに。
感謝ができる
ビジネスとしてやっていないホストがいい。
このようなリクエストをもらうことがあります。
ですが大前提としてホストはボランティアで生徒を受け入れているわけではなく、またホームステイとは受け取る報酬に対して場所や食事を提供するビジネスだと理解しておきたいですね。
週末どこかに連れていってくれるのが良いホスト、なければハズレもしくはビジネスホストと感じる方もいます。
旅行やおでかけをすることが当たり前ではなく、あくまでホストの好意だということを忘れずに。
ですからこういったことがないのは普通です。
もしホストがどこかへ連れていってくれたりしたら感謝を伝えるようにしましょう。
ホストをメイド扱いしない
ホストは自分の世話をするのが当然である。
このように思っている人が一定数います。
食事の提供、部屋の掃除、洗濯、送り迎え…当たり前ではありません。
言えばいつでも迎えにきてくれると勘違いし、ホストをタクシーのように使うのはNG
迎えにきてもらうなら費用を払う、それくらいしてもいいはず。
ホストはあなたの親でも使用人でもありません。
自分のことは自分でやり、常識ある行動をしましょう。
そういう人はホストからも好かれますよ。
積極的にコミュニケーションがとれる
言語、文化、育った環境が異なる者同士がうまく生活するために必要なのはコミュニケーション。
特にアメリカでは”空気を読む”という文化はありません。
YES/NOハッキリ言わないとだし、英語レベルに関係なく自分の意思を伝えることが重要です。
ホストから話しかけられるのを待つのではなく、自分からも積極的に会話をし日頃からホストとコミュニケーションをとるように。
英語が完璧である必要はく、慣れるまでは単語を並べるだけでもOK
大切なのはホストとの意思疎通。
英語のうまさは関係ありません。
ホストとしっかりコミュニケーションがとれていれば良い関係が築けます。
意外かもしれませんが、ホームステイでのトラブルはコミュニケーション不足による勘違いが大半。
ルールが守れる
他人と暮らす上で最重要ともいえるのがハウスルール。
どのホスト宅にも少なからずルールが存在します。
整理整頓、禁煙、就寝時間、門限、ホストへの連絡など一般的なものなのでご安心を。
ルールを守れない人は最悪退去をお願いされるので気をつけましょう。
整理整頓ができる
男女関係なく汚部屋を作ってしまう人がいます。
これをするとかなりホストに嫌われます。
私でも怒るでしょうね。
自室をキレイに保つ、バスルームの使用後は次の人のために掃除をする、難しいことではありません。
他人の所有物を使わせてもらっている気持ちを忘れずに。
パーティー好きでない
頻繁に夜遊びをしているとホストから注意されるし、冷たい態度をとられるかも。
お友達と遊ぶのは自由ですが、深夜の帰宅はホストも心配しますし、ファミリーやルームメイトの生活リズムを乱すことに。
海外生活に楽しくなってしまう気持ちもわかりますがほどほどに。
留学目的のために一生懸命頑張っている生徒はホストも応援してくれますよ。
気遣いができる、思いやり
失礼な物言いをしていないか、ホストへの言葉遣いは普段から意識しましょう。
ホストからしてもらった好意があればそれに対する感謝を伝え、可能であればお返しをするなど気遣いができるといいですね。
”ありがとう”は相手をハッピーにする誰でもできる言葉。
笑顔、あいさつをする
おはよう、こんにちは。
笑顔であいさつ。
簡単ですよね。
相談をする
留学経験がある、移民として育ったなど、ホストファミリーは様々なバックグランドを持ちます。
そのため海外で生活することの大変さも理解しているホスト多い。
留学生がぶち当たる壁も理解できるからこそ、何かあれば頼り相談されると力になりたい、と思うそう。
応援したくなる生徒はホストからも好かれますよ。
まとめ
ホストに好かれる=ホームステイの充実。
これに尽きるのですが、今回書いたことは誰にでもできますよね。
ホームステイを成功させるために必要なのは常識ある行動、思いやりや気遣い、感謝そして笑顔。
これらが苦手なら自由に生活できる寮やルームシェアにしましょう。
人間同士なので努力はしてみたけどホストと合わない…なんてことあるかも。
その場合は我慢せずにエージェントに相談するのがいいですよ。