【アメリカの祝日】1年間で休みは何回ある?その意味と祝い方まとめ

国が変われば祝日も変わる。

当然ながらアメリカには日本にない祝日があります。

それっていつ?どんなの?気になるところですよね。

ブログを読んでもらうことで下記のようなことがクリアになりますよ。

  • アメリカには祝日は年間何日あるのか?
  • 祝日の意味
  • 何をするのか?

前置きはこれくらいにして本題へ入ります。

目次

アメリカの祝日は年間何日あるの?

アメリカ政府が定める祝日Fereral Holidaysは年間で何日あるでしょうか?

ズバリ!11日間です。

ちなみに日本は国民の休日が年間で16回あるので、実はアメリカの方が祝日は少ないんですよね。

アメリカの夏休みって3か月くらいあるので、てっきりアメリカの方が祝日も多いのかな、なんて勝手なイメージを持っていましたが、意外と少ないという。

アメリカの祝日はどんな休み?

11日ある祝日にはどういったものがあるかみていきましょう。

祝日名日にち祝日内容
New Year’s Day1月1日お正月
Martin Luther King, Jr. Day1月 第3月曜市民権運動で活躍したキング牧師の誕生日
George Washington’s Birthday2月 第3月曜初代大統領ワシントンを記念する日
Memorial Day5月 最終月曜戦没将兵追悼記念日
Juneteenth6月19日奴隷解放宣言を記念する日
Independence Day7月4日独立記念日
Labor Day9月 第1月曜労働者の日
Columbus Day10月 第2月曜コロンブスによるアメリカ大陸への発見および到着を祝う
Veterans Day11月11日退役軍人の日
Thanksgiving Day 11月 第4木曜 豊作を祝う日
Christmas Day12月25日クリスマス

New Year’s Day

実はアメリカでは日本のように元旦を祝う習慣はありません。

三が日という概念がないので、お正月が終わるとさっくり仕事が始まります。

とはいえロサンゼルスは移民の街ですので、Chenese New Yearなど民族により”お正月”を祝う習慣はありますよ。

日系スーパーにいけば、数の子や黒豆などおせちの具材は手に入りますので、お正月料理も楽しめます。

Martin Luther King, Jr. Day

人種差別と闘い、アメリカの市民権運動に大きく貢献したマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師。

肌の色が違うというだけで差別にあった幼少期の経験から、 誰もが平等であるべきと唱え、非暴力デモを実施した人物。

公衆演説で彼が発した” I have a dream”は有名な言葉ですよね。

お恥ずかしながら語学学校でキング牧師のことを習うまで、こんなことが起こっていたなんて知らず…。

人種差別について考えさせられました。

Memorial Day

兵役中に死去した兵士を追悼する日ですね。

この日には多くのアメリカ人が墓地や記念碑を訪れます。

アメリカの墓地は、独特の雰囲気を放つ心霊スポットのような日本の墓地とは異なり、とても爽やか。

青々とした芝生が生い茂り明るく、怖い印象は全くありません。

Juneteenth

南北戦争で北が南部を破り、1865年6月19日に奴隷とされていたアフリカ系アメリカ人が、 奴隷解放宣言された日。

ジョー・バイデン大統領がこの人を祝日する法案に署名をしたので、新しい祝日ですね。

Independence Day

アメリカの独立記念を祝う日で、BBQやパーティーを楽しむ人々で賑わいます。

夜には至るところで打ち上げ花火をみることもできますし、普段違法とされている花火もこの日だけは一般人も買うことができます。

夜遅くまで街がお祭り騒ぎになったり、花火のおかげで外が煙っぽくなるのが難点(汗)

Labor Day

アメリカ人にとってレイバー・デーは夏の終わりを告げる日として位置づけられています。

夏休み最後の旅行へ行こう!だとかピクニック、BBQをしたり思い思いに過ぎゆく夏を楽しみます。

レイバー・デーSaleなんてのもありますよ。

Veterans Day

第一次世界大戦が終戦した1918年11月11日11時。

それ以降この日は退役軍人の日として定められています。

メモリアル・デーは戦没者を、ベテランズ・デーは退役軍人を敬う日ですね。

Thanksgiving Day

清教徒ピグリムがイギリスからマサチューセッツ州プリマスに移住した年の冬、あまりにも厳しい環境で作物が育たず、多くの死者を出しました。その後アメリカ先住民より作物の栽培方法を教えてもらい、翌年秋にはめでたく豊作に見舞われ、それを感謝し祝ったことがサンクスギビングの始まりとされているよう。

今では七面鳥、マッシュポテト、パイなど伝統料理を食べ家族が集まる祝日とされています。

サンクスギビングになるとスーパーでは驚くほど大きな七面鳥がわんさか売られているので、これは日本じゃお目にかかれない光景でしょうね。

翌日には大セールが開催されるブラックフライデー、翌週月曜はオンラインセールのサイバーマンデーがあり、70%オフとかざら!

ブラックフライデーは夜中からオープンするお店もあって、行列必須の大イベントです。

Christmas Day

カップルで過ごす甘いイメージの日本のクリスマスとは違い、家族が集まるいわば日本のお正月のような感じがアメリカでいうクリスマス。

電飾で盛大にお家をデコレートするお宅も多く、それを見に来る見物客もいたり。

サウスベイあたりの住宅街やハンコックパーク周辺もゴージャスなデコレーションが見れますよ。

クリスマスの前週から年明けまでがっつり休みになる企業も多く、社会人にとって12月後半が冬休みですね。

わたしの会社も12月20日前後から年明けまでお休みなので、2週間くらい休暇があります。

ちなみに25日はスーパーやレストランが閉まる店舗も多いため、食料は前もって蓄えておきましょう。

他の祝い日

祝日になるほどではありませんが、他にも祝いの日はあります。

どんなのがあるか見てみましょう。

Mother’s Day

母の日ですね。5月第2日曜がそれにあたります。

祝い方は日本と同じで花やギフトを送ります。

Easter

処刑されたイエス・キリストが、3日後には復活したと言われていて、それを祝うのが復活祭イースター。

卵が生命誕生の象徴とされているキリスト教。

殻付きのたまごにカラフルなペイントを施し、室内や庭に隠すエッグハントは子供にとって楽しい行事の1つ。

家族で集まって食事を楽しむ日でもあります。

満月がいつかにより左右さるので毎年イースターが変わりますが、だいたい4月から5月のどこかの日曜に行われています。

Father’s Day

6月の第3日曜は父の日ですね。

母の日同様、家族で食事をしたり、プレゼントをあげたりします。

Halloween

日本でもおなじみ10月31日はハロウィン。

ロサンゼルスのウエストハリウッドは仮装した人で賑わう、ハロウィンパレードの聖地!

めちゃめちゃ気合の入ったコスチュームが見れますし、知らない人同士でも写真撮影をし合い、お祭り騒ぎになります。

ちなみにハロウィン中のUberの値段は、通常の3倍くらいに上がるので要注意!

仮装をした小さな子供がバケツを持ち「Trick-or-Treat」と言いながら、近所を訪れチョコやキャンディーをもらいに行くのもハロウィンならではですよね。

Valentine’s Day

2月14日はバレンタインデー。

アメリカでは男性から女性にプレゼントを渡す習慣があります。

日本と逆ですね。

かといってホワイトデーはなく。

女性はちょっぴり得した気分になれます(笑)

Saint Patrick’s Day

アイルランドにカトリックを布教した聖パトリックの命日3月17日は、 聖パトリックス・デーとして祝われています。

この日はアイルランドのシンボルカラーでもある緑が主役となり、緑色の服を着たり、バーでは緑色ビールが振舞われたり、何かと緑をよく目にします。

おまとめ

日本のように大型連休はありませんし、祝日も少なめですが、日本では経験できない文化や習慣がアメリカにはあります。

旅行に来るならブラックフライデー、ハロウィン、クリスマス前あたりだと、アメリカをより楽しめますよ~。

ロサンゼルスの基本情報はこちら↓

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